やっててよかった新聞奨学生４　生活費に困らない

自分の力で大学に進学する方法として、新聞奨学生の制度を利用する方法があります。
新聞奨学生とは、新聞配達をしながら大学に通う学生のことです。
日本では、多くの新聞社が新聞奨学生の制度を用意しています。
新聞奨学生をすることによって、保護者の経済的な負担がなくなります。学費や生活費は、新聞社や販売店によって支給されます。ですから、大学を卒業するまでにかかる費用を保護者に頼る必要がありません。

さまざまな事情によって経済的な負担ができない家庭にとっては、本当に心強くありがたい制度でしょう。また、自分の力で責任をもって大学に進学したいと考える学生にとっても、魅力的で嬉しい制度だと言えますね。

このページでは、新聞奨学生をすることのメリットを紹介します。その中でも、経済的なメリットについて説明します。経済的なメリットについての知識を得ると、みなさんも新聞奨学生の制度の利用を検討したくなるのではないでしょうか。
まずは、新聞奨学生の制度とメリットをよく知り、理解を深めていきましょう。

新聞奨学生になると、毎月の生活費に困ることがなくなります。
新聞奨学生の生活の中には、新聞配達の業務があります。毎日の新聞配達業務に対して、販売店から給料をもらうことができます。配達業務と集金業務を両方する場合は、だいたいの場合で毎月15万円程度の給料をもらえます。15万円あれば、特に贅沢や無駄遣いをしなければ、余裕がある生活を送ることができそうですね。

この給料から、日々の食費や衣服代を支出することになります。そのため、親にお金を頼ることがなくなります。経済的に自立した大学生活を送ることが可能になるのです。
この給料の他に、新聞奨学生は奨学金を支給されます。奨学金として、学費に相当する金額を支払ってもらえます。

国立大学の場合で毎年60万円程度、私立大学の場合で毎年80万円から120万円程度の学費がかかります。このような高額な学費を、新聞奨学生の場合は新聞社や販売店から貸与または支給されることになります。

大学の学費は高額ですので、自分の給料だけから支出することは難しいことでしょう。
学費を貸与もしくは支給してもらえると、生活はとても楽になるはずです。
学費貸与の場合でも、卒業まで新聞奨学生を継続した場合には、返済免除になるシステムが用意されている制度もあります。この場合、返済が免除になるということは、実質的には支給と同じことになりますね。

このような新聞奨学生は、保護者から経済的に自立して大学生活を送ることができます。
そのため、大きな責任感や自立心が生まれます。こういった点も、新聞奨学生の大きなメリットのひとつだと言えるでしょう。