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新聞奨学生体験記5 高層階の苦労

新聞奨学生には、たくさんの苦労があります。人間には、苦労がたくさんあるほうがその分幸せも多いと聞きます。苦労は、決して悪いことばかりではありません。苦労は、むしろ良いことであるとも言えるでしょう。
しかし、想定外の苦労が多くあると、わたしたちはやはりどうしても疲れてしまいます。
新聞奨学生になる前に、新聞奨学生の苦労をしっかり理解しておくことが、うまく仕事をやっていくためのコツだと言えます。

高速マンション

このページでは、新聞奨学生の苦労話を紹介します。たくさんある話の中でも「高層階の苦労」を紹介します。しっかり理解しておいてほしいと思います。

新聞配達では、玄関先まで新聞を配達します。朝に玄関に朝刊が届いていると、すぐに新聞を読むことができます。ですので、朝刊は各家庭の玄関先まで配達されます。
購読者にとっては大変便利で嬉しいサービスなのですが、配達者とっては正直つらいことです。
新聞奨学生は、毎日配達します。1階の家にも10階の家にも、すべての家に新聞を届けることが新聞奨学生の仕事です。すべての家が1階にあれば、階段を上る必要がありませんので、息が上がるような疲労もありませんし、短い時間で配達を完了させることができます。

しかし、昨今の都会の住宅事情では、決して1階建ての家ばかりではありません。
場所によっては、マンションなどの高層建築ばかりのところもあるでしょう。
このような場合には、新聞奨学生は大きな苦労を背負うことになります。
10階建てのマンションの場合には、10階まで上る必要があります。エレベーターを使用する方法もありますが、1軒ごとに毎回エレベーターを利用していては、時間がかかりすぎます。

マンションの階段

そうすると、多くの新聞奨学生は、階段を利用することになりますね。10階分を階段で移動することは、相当な体力を使う作業です。階段は足腰を疲労させますので、身体に大きな負担がかかってきます。

このような苦労話を、多くの新聞奨学生経験者が話してくれます。昔はエレベーターがないマンションも多くありました。その点においては、今の新聞奨学生は多少は楽になった点もあると思います。
しかし、高層階の苦労を経験すると、身体が強制的にとても鍛えられます。仕事で鍛えられてついた筋力は、なかなか衰えることがありません。
新聞奨学生をひたすらがんばって、強い身体を手に入れるのも良いことだと思います。
配達をしながら筋トレを兼ねているつもりで、しっかりと新聞奨学生をがんばってみましょう。